2015年 04月 03日
SAKURAの津和野・萩への旅 その2
旅の2日目の日記です。
朝から雨。2日間雨が降るという予報がその通りになりました。
普通、雨だと「あ~あ」なのですが、犬連れ旅行では 晴天だとワンコNGの所で車中に残して観光したり食事したり出来ないので、小雨の方が都合がいいときがあります。
朝一に、宿にほど近い「太鼓谷稲成神社」を参拝しました。
ここは日本五大稲荷のひとつ。日本で唯一「稲成」と表記され、願望成就の願いが込められているとか。1773年(安永2年)津和野藩主7代亀井矩貞(のりさだ)が津和野藩の安穏鎮護と民の平安を祈願するために、三本松城の表鬼門にあたる太鼓谷に伏見の稲荷大神を勧請して創建されました。
本殿の近くのPに車を停めて、行きたがるSAKURAを残して、、、。ここから「きつねにつままれる」小さな事件が!
車を停めて SAKURAに声をかけて 傘を持って、車をロックしようと思ったら 手に持っていたキーが無い! 探しに探したらなんとリュックのポケットに。しかもチャックをしっかり閉めていました。普通ここに入れないんだけどなあ、、、。お狐さん?
お稲成さんに供える「お揚げ」を買いました。マッチと蝋燭もついていました。
参拝して、おみくじを引いて(小吉でした)、鉾の形をした珍しい破魔矢を買って、津和野の町を眼下に眺めました。
雨で体が冷えてきたので、車に戻りました。
ロックを解除して SAKURAに挨拶して 後部座席に傘を置いて、さて車を発進しようとしたらキーが無い! また大探しして、やっと見つかったところは、後部座席に置いた折り畳み傘の中に落ちていました。、、、お狐さん?
この後、人生経験が長いおばあちゃんが、昔聞いた「狐につままれる」話をはじめました。
折角の雨なので、美術館へ。津和野町立安野光雅美術館。津和野出身の画家です。
いろんな本の挿絵も。井上ひさしの本の挿絵はユーモアたっぷり。ほのぼのヨーロッパの風景画。蚤の市の絵などは、大勢の通行人ひとりひとりが違います。だまし絵のような不思議な絵。なんとプラネタリウムもあって、30分間見ました。いや~面白いことこのうえない。
大満足して、車中で待つSAKURAのもとへ。小雨の中、少し歩かせました。
津和野の観光の中心となる駅前通りから祇園丁、本町通り、殿町通りを歩きました。
ランチは「うずめ飯」。ご飯の中に3種の具が隠れています。この食堂は、店の中まで川が流れていました。もちろん鯉も泳いでいました。冬寒そう。
蔵元でお酒と酒粕とメロンの粕漬けを買いました。
津和野カトリック教会も見学しました。ここは教会に畳が敷いてあります。1931年に建てられたゴシック建築。シスターが丁寧に説明してくださいました。
藩校養老館は、森鴎外、西周が学んだ所。一部のみ残ってました。
しっとり雨の津和野もいいものです。
宿に戻りました。SAKURAはこの日は強制的に休憩日でした。あと3日ありますからね。
つづく